ディープラーニングを駆使する

プログラムと異なる

だからこそ、人工知能の弱点を把握し補うことができる人間の役割が、今後重要になっていくとみる。「人工知能を使いこなせるかどうかで、人間社会に格差が生まれるおそれがある」と指摘する。
いま世界じゅうで、個人がインターネット上に、文字や動画などのデータをため込んでいる。その大量のデータを、DLなどの人工知能がのみ込み、賢くなっていく。英語学習でいえば、文法は完全に無視。代わりに英会話を浴びるように聞き、見よう見まねで学ぶ。
フェイスブックは今春、さまざまな顔画像から個人を特定する技術「ディープフェース(DF)」を発表した。実験には、フェイスブック上の顔画像440万点を利用。人工知能に関わる歴史をたどってもとになったのは4030人の顔写真だが、それを読み込んだDFは、横顔の画像から正面の顔を推定できるようにネット上にある人工知能の目が世界中のネットワークを瞬時に探し回り、る社会が訪れるかもしれない。
人々の居場所を捕捉すデータをのみ込めばのみ込むほど進化する人工知能は、いずれは人間の知性を超えるのではないかという予測も出始めている。

  • 人工知能がでてくるま
  • インターネットを介して瞬時に共有されます
  • 人工知能であれば自動で方法を見つけて

人工知能のパフォーマンスは下がる可能性があります

人工知能が自律的に動き始め、人間の指示に従わない事態に陥りかねないという危惧が専門家の一部にはある「近い未来、この会場のすべての知性を集めても、単純な人工知能にすら及ばなくなる」
松山市で14年5月中旬に開かれた人工知能学会全国大会。富士通研究所研究員の山川宏はこんなあいさつで講演を始めたこれは、6月下旬に公開予定の米映画「トランセンデンス」
画は、コンピューターが全人類の知能を超える状態を描いた。
AIが息を吹き返した
の中の人工知能学者のセリフだ。
映こうした事態は、映画の中だけにとどまらないと考える科学者たちの悩みは深い。東京大学教授の堀浩一は「機械の知能を人間が制御できなくなることは避けたい。それが研究の前進と矛盾するなら、制御を優先したい」と語る。電気通信大学教授の栗原聡は「医学の倫理委員会のように、A-倫理委員会が必要でないかという議論はあり得る」と問題提起している。

おいしいビッグデータ

ファミリーレストランのすかいらーくがビッグデータをフル活用している。
展開するガストの過去の購買履歴を分析すると、「若者はハンバーグ、シニア層は和食」とは言い切れず、シニア層もハンバーグを注文していることが浮かび上がった。AIによるマッチングの成立率

ロボットが作れるようになるかもしれない

人気メニューの「チーズINハンバーグ」は他の商品より数割もリピート率が高く、幅広い層が支持する看板商品であることもはっきりした。
消費増税前の駆け込み消費の反動で顧客の懐具合は厳しいに違いない。そこで増税後の4年4月、ガストはこの看板メニューを100円引きの399円にする11日間限定のキャンペーンを実施した。効果はてきめんだった。1年以上足を運ばなかった「休眠顧客」が3割以上やってきた。
「お客様を引っ張り出すことに成功しました」。社長の谷真は言う。AIによるマッチングの成立率

AIによるマッチングの成立率

最大公約数的な商品を低価格にして顧客をひきつけ、次はステーキで客単価を上げる。4月下旬から約1カ月続けたステーキのキャンペーンでは、中年男性には鉄板に乗ったステーキ、中年女性には白い皿に盛ったピラフとステーキのメニューが受けると見込んだ。女性客がピラフを好むとデータが示していた。客層ごとに最も食べてもらえそうなメニューを作ったところ狙い通りになっ2の店で店長をしてきた現場上がりの谷は「勘と経験だけでは通用しない。
これからはデータとサイエンスの時代」と言う。若い頃、任された店の不振究明にまごついた。レジを閉めた深夜一枚一枚伝票をめくったがわからない。


人工知能に関わる歴史をたどって ディープラーニングは趣味の仲間だれかの困りごとを解決するのなら 人工知能の得意な分野において人間を追い超したということなのです